2013年06月18日

テラビシアにかける橋』

児童文学の世界ではかなり有名らしいこのキャサリン・パターソン著の原作をあのウォルデン・メディアが製作したということで見てみたのですが、正直前評判ほどの映画ではありませんでした. もちろんおすぎさんのTVCM宣伝など全く参考にもしていませんが、それでもこの映画は観客の想像力を奪う蛇足的な映像が実に多すぎることが原因だったと思います. そもそもこの映画の主人公の年頃なら誰でも友人と秘密基地を作った経験はあると思います. 自分たちだけの秘密の場所に、自分たちの力だけで作った基地があり、自分たちの好きなものだけをそこに持ち込める、子供にとってはとても神聖な場所です. ジェスとレスリーも自分たちの秘密基地を「テラビシア」と名付け、空想の中で悪役を作っては2人で協力して基地を守るというのも大人には懐かしい感じがします. でもだからといってジェスとレスリーはテラビシアで最も足が速い2人からといって陳腐なCGを盛り込んだりするのは蛇足だと思います. これはあくまでもジェスとレスリーの世界であって、あの2人が自分たちは速いと思い込んで遊んでいるのだからわざわざエイトマンみたいな描き方をする必要なんてないと思います. ああいう遊びをしたことのある大人なら誰もが同類の体験をしているはずなので、あんな分かりやすい映像を盛り込むよりも観客の実体験とリンクさせるような演出で十分だったと思います. そしてラストでジェスが作ったテラビシアにかける橋が装飾されていくシーンは最悪だったと思います. ジェスが大切な人のために一生懸命作った橋は、見た目はあんな手作り感があるものでも、ジェスたちや観客の心の中ではCGで装飾されたような素敵な橋であることは誰もが分かっていることです. macciaprobel それなのに見てくれではなくジェスの想いがいっぱい詰まったあの橋をわざわざCGで装飾してしまうと、観客の実体験、特に子供の頃に大切な人のために何かを一生懸命作ったという思い出にリンクしにくくなってしまいます. こういう映画は主人公の2人を通じて観客にそれぞれの実体験を思い起こさせるべき演出をしてこそ、より大きな感動が生まれるはずなのに・・・本当に蛇足としか言い様のない映像のせいで感動が削がれてしまいましたよ. 逆に先生への憧れやいじめ問題、貧富の差、親との関係などの子供にとっては重要な問題はあっさりしていたのもマイナス要素でし、そもそも「テラビシア」の由来は? ですよ. ただ『ターミネーター2』のリキッドメタルでお馴染みのロバート・パトリックが今やアメリカの典型的な父親を演じて、顔も雰囲気もすっかり丸くなっていることには驚きました. でもそれよりも驚いたのはレスリー役のアンナソフィア・ロブちゃん. Adidas 男性 かわいい娘だな~と思って見ていたら、なんと彼女はあの 『チャーリーとチョコレート工場』 でリスをおねだりした生意気な小娘だとか. いや~女の子ってほんの数年であんなに変わっちゃうんですね. この先、もっときれいな女優さんになってくれることを心から期待するばかりですよ. 深夜らじお@の映画館 は他所様の物置を勝手に簡易秘密基地にしていたことがあります.
posted by NakaneAiko at 09:59| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。